時事問題

PayPayの衝撃

どーも、オオナムヂです。

ついに日本でも本格的にQRコード決済が広まる予感が出てきました。
その名も「PayPay」(ペイペイ)!
なんとも中国っぽい名前ですが(アリペイのパクリ?)、運営会社はソフトバンクとヤフーの子会社となり完全なる日本の会社なのでご安心下さい。

サービス初期のお得なキャンペーンが衝撃的な内容だったので、紹介していきます。

QRコード決済とは?

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QRコード決済

QRコードとはバーコードが正方形の形になったやつですね。
スマホとかでアプリをダウンロードする時にカメラ機能から読み取るアレです。

中国ではキャッシュレス化の波が進んでいて、街の屋台などでも紙に印刷したQRコードを用意し、お客さんはそれをスマホで読み込んで決済しています。

この決済方法がQRコード決済ということになります。

日本ではLINEPAYが代表的な今のところQRコード決済となりますが、この度PayPayが名乗り出てきた、という形です。

日本のキャッシュレス決済の現状

日本のキャッシュレス決済は20%程度にとどまっているようです。

経済産業省によると、韓国は90%、中国が60%、アメリカが50%前後ということなので、日本がキャッシュレス決済の後進国であることがわかります。
政府は2025年までに40%まで高める目標を掲げているようですが、そのスピード感も少し遅いような気がしてしまいます。

なぜ日本ではキャッシュレス決済が普及しない?

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これは以下のいくつかの理由が複合的に絡んでいるようです。

1:治安が良い =現金を持ち歩いていても奪われる心配が低い。
2:現金がきれい=お札に対する嫌悪感が低い。
3:ATMが普及=いつでも現金を手に入れられる。
4:現金のほうが相手に喜ばれる

特に4については思い当たる方もいるのではないでしょうか?
私の個人的な体験として、個人タクシーでクレジットカード払いをお願いした際、露骨に嫌がられたことがあります(笑)

タクシーの運ちゃんが嫌がるまでの思考回路は以下の通りです。

☑現金で受け取ればすべてが運転手の取り分となる。
☑クレジットカードの場合、数%がクレジットカード会社の手数料となる。
(10,000円の場合、運転手の取り分9,700円、
クレジットカード会社の取り分300円といった感じ)
☑クレジットカードの場合、収入までの時間がかかる。

確かに嫌がる理屈はわかるのですが、このようなリアクションをされてしまうと、クレジットカード払いをするとき(特に相手側が資金が潤沢な大手企業ではない場合に)なんとなく申し訳ない気分になってしまいます。

なぜ政府はキャッシュレス化を推進している?

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これもいくつかの理由が存在しています。

1:消費の活性化
2:労働生産性の向上
3:税収の向上
4:観光収入の向上

こちらについては、「風が吹けば桶屋が儲かる」的な論理の展開がいくつかありますので詳しく見ていきます。

まず、「消費の活性化」
これは想像しやすいですね。現金使わないのでいつもより多く買ってしまうアレです。
実際にクレジットカード払いの客単価(客1人あたりが支払う金額の平均)は、現金払いの客単価より高いというデータがあるそうです。

次に、「労働生産性の向上」
これはキャッシュレス決済が最大まで進んだ状況を思い浮かべれば納得ですね。
現金支払いを受け付けない店舗を用意すれば、そこには店員すらも不要です。

実際、JRの赤羽駅には実験的にそのような店舗がすでに出来ています。

「労働力の向上」とは、そこの店員になるべきだった人はより生産性の高い仕事に充てられるという話です。

実際は店舗の店員というのはアルバイトですが、

  • アルバイト(職を求めている人)が店員という職に就けない
  • より高いスキルを身に着けて他の職に就くよう努力する
  • 結果労働力が向上する

という形です。

まー実際には全ての店舗が無人化という形にはならないと思いますが、少なくともコンビニについてはそのような動きが加速するかもしれません。

次に、「税収の向上」
これは消費の活性化とも関連してますが、どんどんお金使ってくれることによって、消費税収入も上がり企業側からとれる法人税も上がります。

上記以外にも、キャッシュレス決済の場合はお金の動きがデータで追えるので不正な現金流通を抑止できる狙いがあります。
いまだに給料を現金支給している会社に対して、不正な所得隠しとかを追求しやすい環境になるということですね。

最後に、「観光収入の向上」
これは日本にやってくる観光客の話ですね。
彼らの40%が現金決済を不便に感じているとの調査結果があるそうです。
決済方法をカンタンにして、もっと多くお金を日本に落としてもらおうという話です。

ひとつひとつ見ていくと、当たり前ですが全てが日本のGDPを向上させる結果をもたらします。
まー政府が取り組む理由はここにある、といった感じですね。

PayPayの衝撃

さて、ここからが本題です。

PayPayというQRコード決済、なんと決済金額の20%が還元されるそうです!

さらに、40人に1人は決済金額全額タダ!(上限10万円)

いやー、すごい。ここまでやるかって感じです。

キャンペーン期間は12月4日~3月31日までです。
期間が到来するか、PayPay側が用意した100億円がなくなったら終了だそうなので、やるなら早いほうがいいですよ奥さん!

さらにアプリをダウンロードするだけで、500円分を全員にプレゼントだそうです。

PayPayの狙い

でも、なんでここまでやるの?なんか怪しくない? 詐欺なんじゃないの?
と思ったそこのあなた。

おそるべしPayPayの狙いを知ったら、きっと背筋がゾッとします。

キャッシュレス決済の仕組みですが、会社側は決済手数料収入が本来の収入源となります。

クレジットカードの場合では、上で書いた個人タクシーの例のように決済された数%がクレジットカード会社側の取り分となります。

当然PayPay側は、QRコード決済された額の数%を店舗側から徴収する形となるのですが、
なんとこの手数料を3年間無料!

さらにQRコードを使う側にも20%還元、というキャンペーンをやってきたわけです。

ふむふむ、なるほどなるほど、狙いが見えてきましたね。

PayPayはつまり、巨額の初期投資をすることにより日本のQRコード決済市場を独占する野望ですね。

QRコード決済が文化として根付けば、その後の決済手数料でウハウハの道が見えています。そこを狙ってるんですね。

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100億円を回収するためには、手数料3%として、3,300億円の取引がPayPayのQRコードで行われれば良いわけです。
今、日本ではクレジットカード決済は年間58兆円もの額が行われているそうですから、3,300億円なんて一瞬で取り返せそうな額ですね。

PayPay導入店舗

さてさて、ここまででPayPayの概要が見えてきましたが、
我々消費者の賢い行動としては、とりあえずキャンペーンに乗っかって20%の還元を受けることです。

ではPayPayが使える店舗は?
という話になりますが、今のところ居酒屋系がメインのようです。

ただし今後使える店舗として、なんとヤマダ電機などの大手家電が挙がっています。

ということはヤマダ電機で10万円のパソコン買うと、2万円戻ってくる。
運が良ければ(といっても40分の1で)タダになる。という話ですから、
大手家電への導入待ちといった感じです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
PayPayの衝撃。

とりあえず、大手家電に導入されたかどうかを調べるために
ちょくちょく公式サイトにアクセスする日々になりそうです。(笑)

あ、こんなに薦めてますけれどもワタクシPayPayの中の人ではないので悪しからず(笑)