どーも、オオナムヂです。
綾辻行人氏には、「十角館の殺人」および「Another」でお世話になっておりますが、いずれも衝撃のラストにただただ驚くばかりでしたので、一矢報いてやろうと思い、メルカリで綾辻作品を集め始めました。
今回は、「館シリーズ」第3作である「迷路間の殺人」を読んでみましたので感想を綴っていきたいと思います。
読んでみた感想
してやられた!(2週間ぶり3度目)
いやー警戒しててもこれです。
叙述トリックには騙されないぞ!と意気込んで読み始めてこれです。
もう、どうやったら綾辻さんに勝てるんでしょうか。一生勝てないような気がしてきました。
さて、ストーリですが、タイトルの通り迷路間で殺人が起こるんですよ。
迷路っていうのはまさにこんな感じ。
あとはもう読んでみてくださいって感じですが、私のように綾辻さんに挑戦を挑もうとしている人にちょこっとだけヒントを与えておきますと、、、
綾辻打倒のヒント
そもそも迷路館の中にいる人たちって8人くらいしかいないんですけど4人くらい死にます。で、主人公がいるので、犯人と疑われるのはほんの数人しかいないんです。
で、私は予想したんです。あ、これはAが犯人やと。
ハウダニットやホワイダニットはわからんけれども、もうこれはAが犯人やろと。
で読み進めていくうちに、実はBが犯人てことになるんですが、私としては「ええええ、Bだったんかーい。」ってなるんですが、この作品、作中作という手法がとられていて、要は作品の中の登場人物が描いた「迷路間の殺人」を読まされているんです。※作品の中の登場人物が実際に体験した「迷路間の殺人」をミステリ小説風に書いているという設定。
で、作品の中の「迷路館の殺人」が終わると、その作者とそれを読んだ人の間で会話がされてるんですが、その会話の中で犯人はBという形でまとめたが、「真犯人はAだった」ということがわかります。わかっているのだけれでも、犯人をBとしたほうがいいだろうということで、書き手も変えているんですね。
まーそこらへんの細かいいきさつは読んでみてのお楽しみということで。
まとめ
なので、まとめると私のように綾辻攻略レベルが低い人は、、、
犯人はAやろ、、、、え!Bだったの!、、、え、やっぱりAなの?
となります。
もう一段階レベルの高い人は、、、
犯人はBやろ、なんや今回簡単やな、、、ええ!?Aなの???
となります。
さてあなたはどちらでしょうか?